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天井吊りを安上がりにする
プロジェクターの設置位置って、困りますよね。
プロジェクターを使うたびに、セットするのでは、位置合わせが面倒です。
更に、自分たちの前にプロジェクターを設置すると、プロジェクターのノイズが気になります。
ホームシアターを本格的にするためには、やはり「天井吊り」ですね。
天井釣りをするのは、結構苦労しますが、一回設置してしまえば、
・その後の位置合わせは不要
・プロジェクターのノイズが気になりにくい
・スクリーンの前を歩いても、影になりにくい
・なんと言ってもホームシアターっぽい!
という利点があります。
各プロジェクターのメーカーから、メーカー純正の天井取付け用の金具が販売されています。
Panasonic 天つり金具(天井取付け用)
TY-PKE700 |
YAMAHA プロジェクタ-用天吊り金具(高天井用)
PMT-H55-W
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でも、こういうの、結構高価なんですよね。だいたい35000円くらいはします。
取付けを業者さんにお願いすると、更に費用が発生します。
Kさんも初めは購入を考えていたのですが、あまりに高いので、自分でなんとかすることにしました。
Kさんプロジェクターをこのように天井釣りしています。
(Kさんのプロジェクター)
どうです?
それなりにカッコ良く見えませんか?
これ、全部で1500円くらいで設置できました!
必要なものは
・L字金具×2個 (1個:500円程度)
・ナットとネジのセット (250円程度)
・タッピングネジ (250円程度)
以上です。作業をするために、ドライバーとペンチがあった方が良いです。
取付け金具は、このような感じになっています。
L字金具×2個
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L字金具天井部 |
L字金具プロジェクター部 |
いかがでしょうか。
結構簡単に、お金を節約できちゃいますね。
「でもうちの家は賃貸物件で、穴は開けられないなぁ」とお悩みの方。
穴をバレないように補修する方法を「小技集 穴埋めパテ」に詳しく書いてあります。
参考にして下さい。
ただし、この方法は、重いプロジェクター(4kg以上)には、適しません。
万が一の場合、プロジェクターが落ちてきて大事故にもなりかねません。
少しでも不安な場合は、以下に紹介する突っ張り棒を使用したり、業者さんに相談しましょう!!
プロジェクター天井取付けを行う上で、注意する点がいくつかあります。
・賃貸物件では、大部分の場合、天井や壁に穴を開けることは「禁止」になっていると思います。
穴を開ける場合は、ご本人の責任の上で行ってください。
・天井部のネジは、プロジェクターの重量を支えるため、できるだけ多くタッピングネジを使いましょう。
Kさんのプロジェクター、TH-AE300は重量2.9kgです。あまりにも重いプロジェクターは、この方法は適しません。
万が一の場合は、大事故にも繋がります。
・天井に穴を開ける前に、天井を叩いて、天井裏に金属の柱がないことを確認しましょう。
金属の柱にぶつかった場合、タッピングネジがささらないです。
・プロジェクター部のネジ穴のサイズを確認してから、ネジを買いましょう。
Kさんに相談したいことがあれば、メールを送って下さい。できるだけ詳しくお教え致します。
突っ張り棒を利用したプロジェクター天吊り
天井には、どうしても穴を開けられない方にオススメの方法は、「突っ張り棒を利用した天吊り」です。
この方法を利用すれば、天井に穴を開けることなく、プロジェクターを天吊りにできます。
突っ張り棒を利用した天吊りの様子は、こんな感じです。
(突っ張り棒を利用したプロジェクターの天吊り)
天井吊りほどではないですが、キレイに見えますよね。
ケーブルも突っ張り棒を這わせることでキレイに見せることが可能です。
プロジェクター同様、スクリーンの取付けにも使用できる突っ張り棒も販売されています。
この突っ張り棒ですが、取り付けることが可能なプロジェクターが決まってます。
購入の際は、しっかり仕様を読んでから購入してください。
こういったものは、価格.comではなかなか探すのが大変です。
価格.comで売っていないもので、安く買えるところは楽天です。
楽天のトップに行って、「プロジェクター」「突っ張り」のキーワードで検索をかけると、プロジェクター用の突っ張り棒が多数出てきますので、購入してみてください!
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